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事例・ノウハウBlog


【奈良県立大学様】複数サイトの統合・更新環境の統一で、受験生も職員も迷わないサイトへ

奈良県立大学のご紹介

奈良県立大学様は、奈良市船橋町にキャンパスを構える公立の単科大学です。文系・理系の枠を超えて分野横断的に学べる「コモンズ(※)」制度のもと、地域と連携した実践学習にも力を入れており、就職率は2025年度実績で95.9%となっています。
JR奈良駅から徒歩圏内で、東大寺や平城宮跡にもアクセスしやすい、古都奈良の中心部という立地も特長のひとつです。

※コモンズとは・・・奈良県立大学様が設けている学問領域の区分で、学生が興味関心に応じて分野を横断しながら学べる仕組みです。

奈良県立大学様 大学サイト:https://www.narapu.ac.jp/

Webサイトをリニューアルするうえでのご要望と課題

今回のWebサイトリニューアルでは、主に以下のご要望と課題がありました。

  • 大学・附属図書館・学内サイトの更新環境が分かれており、更新の手順や管理方法が統一されていない
  • 前回のサイト構築から5年が経過し、大学広報としての役割や情報の伝達性をさらに高めたい
  • よりわかりやすく、発信力の高いサイトに改善したい
  • 旧サイトの「赤黒の強いコントラスト」の配色は避けたい
  • HTMLなどの専門知識を持たない職員でも、統一された品質でコンテンツの作成・更新・管理ができるようにしたい
  • コンテンツの公開にあたり、承認フローを構築できるようにしたい
  • スマートフォンでも快適に閲覧できるようにしたい

左:旧大学サイト、右:旧附属図書館サイト

弊社がご提案した4つの制作ポイント

奈良県立大学様からのご要望をもとに、主に以下のことに取り組みました。

  1. 3サイトの再編・リニューアルと更新環境の集約
  2. 奈良県立大学らしさを保ちながら、スマートフォンでも快適に閲覧できるWebサイトへ
  3. 情報を探しやすいサイト構造とサイト内検索の導入
  4. HTML知識不要のアーティスCMS3導入と職員向け運用体制の構築

1. 3サイトの再編・リニューアルと更新環境の集約

今回のサイトリニューアルでは、大学サイト(約250ページ)、大学サイトへ統合する附属図書館サイト(約30ページ)、職員が利用する学内サイトという3つのサイトを並行して設計・制作いたしました。

サイトごとに設計や更新のルールが分かれていると、表記や見せ方に差が生まれ、更新の負荷も増えていきます。3つのサイトを一体で整理することにより、統一感のある情報発信体制を目指しました。

附属図書館サイトは大学サイト内に統合し、学内サイトは大学サイトとは雰囲気を分けつつ、同じ仕組みで運用できる形に再構築しています。

左:附属図書館ページ、右:学内ページ(非公開のため内容はサンプルです。)

あわせて、3つのサイトの更新環境をひとつの管理画面に集約しました。サイトごとに別々の画面や手順を覚える必要がなくなり、複数のサイトを受け持つ職員の方も、同じ操作で自分の担当ページを更新できます。担当者が交代した際も、覚えることが少ないぶん引き継ぎがスムーズに行えます。

2. 奈良県立大学らしさを保ちながら、スマートフォンでも快適に閲覧できるWebサイトへ

旧サイトの「赤黒の強いコントラスト」を見直したいというご要望を受け、奈良県立大学様の大学ロゴにも使われている蘇芳色(すおういろ)を中心とした配色を新たにご提案しました。伝統や歴史を感じさせる濃い赤系の色合いを軸に据えつつ、ベースカラーにはあえて完全な白ではなく、ごくわずかに暖かみを加えたライトグレーを採用しています。

左:リニューアルサイトトップページ、右:リニューアルサイト下層ページ

トーンは、受験生や在学生にとって親しみやすく、大学の落ち着いた雰囲気とも調和する「柔らか・さわやか」なイメージを意識しました。和文フォントには可読性の高いNoto Sans JPを、欧文フォントには丸みがあり柔らかい印象のReadex Proを採用。文字間隔を調整し、長文でも読み疲れしにくい読み心地を目指しました。

あわせて、スマートフォンでも快適に閲覧いただけるよう、画面幅に応じてレイアウトが切り替わる設計としています。

3. 情報を探しやすいサイト構造とサイト内検索の導入

主なターゲットである高校生や保護者の方が迷わずに目的の情報へたどり着けることを優先し、原則3クリック、最大でも5クリック程度で目的のページに到達できることを設計方針として、サイト構造を見直しました。

メニュー名やページタイトルには、内容を直感的にイメージできるわかりやすい言葉を選び、検索エンジンからも目的の情報を見つけやすくなるよう配慮しています。

あわせて、Googleのサイト内検索を導入しました。検索結果ページにも他のページと同様のヘッダー・フッターを表示させることで、別のサイトに移動してしまったという印象を与えないよう配慮しています。

4. HTML知識不要のアーティスCMS3導入と職員向け運用体制の構築

専門知識をお持ちでなくても更新できる環境を整えるため、弊社CMS(コンテンツ管理システム)「アーティスCMS3」を導入しました。ドラッグ&ドロップで操作ができるため、公開までを担当者ご自身で完結できます。

コンテンツの公開にあたっては、更新担当者が編集した内容を承認者が確認・承認したうえで公開される承認フロー機能を設定しました。複数の担当者が関わる場合でも、公開前に必ず内容を確認できる仕組みとしました。

あわせて、コンテンツ作成者向け・CMS管理者向けにそれぞれ研修を実施し、操作マニュアルを作成することで、リニューアル後もスムーズに運用いただけるよう努めました。

奈良県立大学 ご担当者様より

リニューアル前のwebサイトは、前回の構築から5年が経過し、掲載する情報が増えるにつれて、必要な情報にたどり着きにくくなっているという課題がありました。学内でも「どこに何が載っているか分からない 」という声が挙がっており、大学の魅力をきちんと伝えられるサイトに作り替えたいと考えていました。

制作にあたっては、受験生や保護者の方にどう見えるかを第一に考え、掲載する情報の整理から相談に乗っていただきました。デザインについても、本学のロゴに使われている色を活かしたご提案をいただき、落ち着きと親しみやすさを両立したサイトになったと感じています。

リニューアル後は、デザイン性や視認性が大きく向上し、必要な情報へアクセスしやすくなったと学内でも好評です。また、CMSも直感的に操作できるため、担当職員が代わっても迷わず運用できています。大学の情報発信力やブランドイメージ向上にも貢献していると感じています。

アーティス担当者コメント

担当ディレクター 城所より

今回のプロジェクトでは、大学サイト・附属図書館サイト・学内サイトという、それぞれ役割の異なる3つのサイトを同時に設計・制作いたしました。

3つのサイトの更新環境をひとつのサイトにまとめられたことは、私としても手応えのある取り組みでした。公開後も情報発信を続けていただいており、大変うれしく感じております。

今後もより良いサイト運営ができるよう精一杯サポートしてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

株式会社アーティス ディレクター 城所
愛知県出身、自動車関連の工場で品質管理・オペレーター・技術指導員を経験し、働きながらweb制作について学ぶ。約1年間の学習期間を経てアーティスへ入社。現在は、webディレクターとして、大学・病院サイトを中心にディレクション・企画業務に携わっている。

担当営業 池谷より

奈良県立大学様とのお付き合いは、2022年にご相談をいただいたことから始まりました。大学だけでなく高校での撮影でもさまざまなご手配をいただき、大変助かりました。

奈良での仕事は初めてだったこともあり、私にとっても印象深いプロジェクトとなりました。 今後も、より良いサイトへと育てていけるよう、引き続きサポートしてまいります。

株式会社アーティス 営業担当 池谷
2015年に入社後、ソリューション事業部の企画・営業担当として、主に静岡県・愛知県内の企業・医療機関・教育機関のホームページリニューアル案件に携わる。
2025年からはアーティスCMSのプロダクトマネージャーとして開発業務を兼任している。

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この記事を書いた人

アーティス ブログ編集者
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