大雄会様の看護部サイトリニューアルをお手伝いさせていただきました。
これまでの「看護師採用に特化したサイト」から、看護部の“今”が伝わるサイトへ。
今回は、大雄会様の看護部サイトの立ち上げや運用に携わっているメンバーに、立ち上げの背景や公開後の反響についてお話を伺いました。

大雄会様のご紹介

愛知県一宮市にある社会医療法人 大雄会は、地域に根ざした医療を展開する総合医療グループです。
救命救急センターを備えた急性期病院「総合大雄会病院」をはじめ、透析センターや地域包括ケア病棟を有する「大雄会第一病院」、一般外来診療を行う「大雄会クリニック」などを運営。一宮市を中心に、予防医療から急性期、慢性期医療まで幅広い医療を提供し、地域の皆さまの健康を支えています。

社会医療法人大雄会様 看護部サイト　アーティス制作実績（社会医療法人大雄会様 看護部サイト）

今回の制作のポイント

看護部の魅力や文化を伝えるため、「人の声」を中心にしたコンテンツ設計を行いました。現場のリアルや温かさを伝えることを重視し、以下のような工夫を行っています。

主なポイント

インタビュー・撮影を実施

現場の声や雰囲気を直接伝えることで、看護部のリアルな姿を表現しました。

認定看護師紹介コンテンツの充実

専門性や温かさを“人”を通して伝え、他院との差別化にもつながる魅力を表現しました。

現場の最前線を伝えるブログ

日々の活動や取り組みを紹介することで、看護部のリアルな姿を発信できる場を作りました。

デザインの工夫

「明るく優しい印象でありながら落ち着きのあるトーン」を意識し、上品で安心感のある色調を選びました。法人サイトとの統一感を保ちつつ、“看護部らしさ”を表現しています。
また、写真の周りには一宮市の「市の木」であるハナミズキを配置。上向きに咲くハナミズキの花は、常に高みを目指す大雄会看護部の姿勢を象徴しています。

▲PCファーストビュー

▲ハナミズキ

看護部サイトリニューアルの背景

リニューアル前に困っていたことや、今回弊社を選んだ理由を教えてください

以前利用していたCMSでは、ページを追加するたびに見積もりが必要で、更新に手間がかかるなど、現場での運用に制約が多くありました。
担当者が他院に在籍していた際にアーティスCMSを使った経験から、「使いやすく、自由にページを増やせる点」に魅力を感じ、今回のリニューアルでも導入を決めました。
また、アーティスさんは医療機関での導入実績が豊富で、医療現場特有の事情にも理解がある点も、安心してリニューアルをお任せできた大きな理由です。

アーティスの医療機関ホームページ制作

看護部の情報発信に特化したサイトが必要だと感じた理由はなんですか？

リニューアル前の看護部サイトは、看護師採用に特化したサイトでした。しかし私たちは、看護部の採用をただの求人活動にするのではなく、看護部の魅力や文化を伝える“ブランディングの一環”にしたいと思っていました。

「ここで働きたい！」と思ってもらえる看護師のストーリーや、現場のリアルな雰囲気をしっかり届けられる場所を作ることで、看護部全体の良さを伝えられるのではないか、と考えたのです。

従来のように病院サイト内の一部として情報を載せるだけでは、看護部の想いや日々の取り組みが埋もれてしまう。
だからこそ、“看護部自らが発信する場”をつくることに意味があると感じました。

看護部全面協力のもと行ったWeb制作

制作の進め方や、現場で工夫したことはありますか？

今回、一緒に現場に立っている看護師が間に入ってサイト制作を進められたのが、本当によかったと思っています。

広報担当者が間に入ってしまうと、どうしても皆さん構えてしまうのですが、今回は自然な雰囲気で取材や撮影に協力してもらえました。撮影も看護師に限らず、さまざまな職種の方にご協力いただき、現場の雰囲気をそのままサイトに反映できたと思います。

看護部サイト公開後の反響とこれから

リニューアル後の反響や変化はありましたか？

この看護部サイトのリニューアルをきっかけに、パンフレットやほかの媒体に掲載している情報・写真も、リニューアル後のサイトに合わせて見直しました。結果として、看護部全体の採用活動をトータルで再設計できたと思います。
サイトをつくり直すことで、発信する情報を精査できましたし、遠回りのようでいて、実は採用への一番の近道だったのではないかと感じています。

公開後は、求職者の方から『ホームページを見て温かい印象を持った』『分かりやすい』といった声をたくさんいただきました。
実際に、大雄会を知って応募してくださる方が増えていると感じます。
今年の病院見学も参加者が多く、ほぼすべて満員でした。面接でも『看護部サイトを見ました』という方が多く、採用活動の手ごたえを強く感じています。
新卒採用では、これまで秋ごろまでかかっていた定員充足が、今年は夏の時点で満員に。サイトを通して伝えたい想いが、しっかり届いているのかなと思います。

今後どのような情報を発信していきたいですか？

病院見学会の様子や病棟の雰囲気は、今は主にSNSで発信していますが、今後は看護部サイトのほうでも積極的に更新していきたいと思っています。
また、資格を持つ看護師もまだまだ多くいますので、看護部の活動やインタビューを継続的に追加し、“働く人の姿から看護部全体の魅力が伝わる”サイトに育てていけたらと考えています。

看護師一人ひとりが自分の仕事に誇りを持てるように、その原点を共有できる場として、これからも看護部サイトを進化させていきたいです。

アーティス担当者からのメッセージ

担当ディレクター　佐藤より

大雄会看護部の皆さまがとても協力的で、現場の温かさや一体感が制作の中でも常に伝わってきました。
採用だけでなく、看護部という職場そのもののブランド価値を高めるプロジェクトとしてご一緒できたことを嬉しく思います。

看護部サイトはもちろん、ほかの関連サイトも含めて、今後も皆さまと一緒に、より良いWeb環境を作っていけたらうれしいです。

担当営業　池谷より

サイト制作時のキックオフの時からたくさんのご要望をいただき、また進行について多くのご協力をいただけました。

弊社としてもとてもプロジェクトを進めていきやすく、またやりがいもありました。
新卒採用が例年よりも前倒しで充足するなど、採用サイトとしての役割を果たすことができたのも大変うれしく思います。
今後も運用にご協力をさせていただき、より良いサイトになるよう二人三脚で頑張っていければ幸いです。

この記事を書いた人

アーティス ブログ編集者

これまでご依頼をいただいたお客様にインタビューを行い、記事を作成していきます。

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